『相続・遺言』対策マニュアル

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円滑でスムーズな相続ができるように遺産分割協議や遺言の内容を適切なものにするにはどうしたらよいのかを分かりやすくガイドします。

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相続・遺言の基本QA

遺産が家と土地だけの場合はどのように分ける?

土地や建物しか遺産がない場合は、以下の4つの分け方があります。



相続人の事情に合わせて、一番よい方法を選ぶとよいでしょう。

@土地や建物を区分けできる場合は現物で分ける。

A土地や建物を売却して代金で分ける。

B相続人のうち、土地や建物をもらう人が、ほかの人の相続分に応じた代金を支払う。

C土地や建物を共有し、持ち分をそれぞれの相続分とする。

嫁や婿は遺産をもらえない?

嫁や婿は相続人になれません。

ただし、養子縁組をすれば、法律上の親子として相続権を得られます。

離婚した前妻は遺産をもらえる?

正式に離婚している場合は相続権はありません。

ただし、離婚後2年以内に請求した財産分与が履行されていなかったり、慰謝料が未払いになっている場合は、その分の請求ができます。

実質的な養子として暮らしてきたら相続できる?

戸籍上の親子でなければ相続人にはなれませんが、事実上の養子であれば、亡くなった夫婦の特別縁故者として認められることもあります。

判断は家庭裁判所が下します。


愛人に遺産分割のしかたに口出しする権利はある?

遺贈を受けている場合は、相続人が相続する場合と同じ扱いを受けるため、権利があります。

包括受遺者も相続人同様、同じ立場で、遺産分割協議に参加することができます。

ただし、「A市の土地を与える」など、財産を具体的に特定して遺言している場合は、それについては権利をもちますが、遺産分割協議には加わることはできません。

借地権を相続したのですが、地主に了解を得るべき?

借地権や借家権も相続の対象となりますが、相続しても地主の承諾を得る必要はありません。

相続人は被相続人と同じ地位にあるとみなされ、借地人が変更されるわけではないので、名義書換料なども支払う必要はありません。

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